週にたった20分の筋力トレーニングでも、最大7年間持続する筋力向上が見られたとする研究結果が発表された。
約1万5000人を対象とし数年かけて行われた大規模な最近の研究で、非常に少ない運動量で行う“ミニマリスト的アプローチ”の筋力トレーニングでも筋力を鍛えるのに効果が期待できることがわかった。
週に1回、わずか20分のトレーニングセッションを行うだけこのアプローチは、非常に効果的であることが証明された。ただし、その効果は長期間(今回の場合は数年)にわたると徐々に薄れていくことが判明。研究者たちは、この筋力の収穫逓減(量の増加に応じて増えていくものが、ある点を過ぎると減少していくこと)はジムに行く頻度に関わらず、バリエーションが不足している全ての長期的な筋力トレーニングプログラムで見られる可能性があると指摘している。