白百合女子大生の就職事情
就職活動はガツガツしていないが、約9割が就職を希望し、希望者はだいたいどこかに収まっていく。各業界で知名度のある企業に入る人もそこそこおり、金融や航空会社などへの就職実績を持つ。
「資格課程課があり、教職をめざす人は手厚いサポートが受けられる」(児童文化学科生)。一方、約1割の学生は、最初から就職を希望していない。
卒業後、留学したり、「家事手伝い」になったりする人も一定数いるほか、発達心理学科で臨床心理士をめざす人など、大学院への進学もわずかにいる。講義と同様、就職についても、少人数や個別対応に力を入れ、ワークショップなどを多数開催。
内定をとった4年生の話が聞ける「学生アドバイザー制度」も好評。「児童文化学科は、おもちゃや子ども服のメーカーなども人気」「志望していた業界に決まった子が多いです。最終的には本人次第だと思います」(どちらも英語英文学科生)。