「けんすう」の名で発信を続ける連続起業家・古川健介氏のもとには、中高生から大人まで様々な人たちの相談が寄せられる。当連載「けんすうの頭の中」では、心のモヤモヤがスッキリ晴れる、けんすう氏の回答を紹介する。第5回は「老害になりたくないなぁ」を考える。
40代になると基本的には
「老害化」がはじまっている
こんにちは!私けんすうは43歳なんですが、そうなってくると「老害になりたくないなあ」という話が良く出てきます。
そもそも、老害というのは何か。
定義はいろいろあると思いますが「歳を一定以上とった人が」「過去の成功体験・価値観・方法・人脈に固執すること」という考え方があります。
定義をもうちょっと広くすると、「年長者であるがゆえに得た、金銭や人脈、地位、権限などを利用して」「それらがない若年者の活動を阻害する」というのもありそうです。
今回は、老害についてまとめて話します!
ちなみに「歳をとっても老害になる人と、そうでない人がいる」というのがたぶん正しいところなんですが、基本的には、みんな「自分は老害にならないと思っているけど、放っておいたらなる」と思っておいたほうがいいなと最近は思います。
また、老害の種類においても「あまり人生で大きな成果がでていないが故の自己肯定感の低さから、防衛本能として当たりが強くなる」みたいなパターンもあると思います。
ただ、今日は「着実に努力をして、成功したがゆえに陥る老害」のパターンを話します。