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「けんすう」の名で発信を続ける連続起業家・古川健介氏のもとには、中高生から大人まで様々な人たちの相談が寄せられる。当連載「けんすうの頭の中」では、心のモヤモヤがスッキリ晴れる、けんすう氏の回答を紹介する。第4回は「悪口を言わずに本音を話していると思われる方法」を解説する。
「ホンネで話す人こそ誠実」
→間違えると職場のみんなに嫌われる
たまに「本音を話すこと」が誠実だと思っている人がいるんですが……。
けんすう(古川健介) アル株式会社代表取締役。学生時代からインターネットサービスに携わり、2006年株式会社リクルートに入社。新規事業担当を経て、2009年に株式会社ロケットスタート(のちの株式会社nanapi)を創業。2014年にKDDIグループにジョインし、Supership株式会社取締役に就任。2018年から現職。会員制ビジネスメディア「アル開発室」において、ほぼ毎日記事を投稿中。
・本音と見なされるのは、悪口とか人を非難することに偏りがち
(褒めたりするのは自分にも得があるので、建前だと見えてしまう)
・人間の感情は刺激によってすぐに変わるので、その瞬間の感情が本音だとは限らない
・その割に一度口に出すと、他人だけじゃなく自分も「こう思っているんだな」と判断するようになる
という感じだったりするんですよね。
だから、「本音を話している誠実な人」と思われたい人が人の悪口を言いまくるというのは結構やってしまう挙動なんですが、当然「あの人って人の悪口ばっかりだよね」となって嫌われるリスクも非常に高いわけです。
では、どうすれば良いのか。
「嫌われずに本音を話していると思われる方法」は、ちゃんとあります。







