人生に付加価値をもたらす

テクノロジーが常にアップデートされ続けるこの時代は、歴史を振り返っても、いちばん何かをつくりやすい

どんな人にも、少なくともこの本を手にとったあなたには、仕事でもプライベートでも「創作」の余地があるはずだ。

創作が人生を豊かにするとは言い切れないけれど、あなたが何かを企画することで、自分を含めた誰かの「好き」を広め、その人の人生に付加価値をもたらすことができるかもしれない。

必要なのは、明確な意志だけ

それは未来の自分を、また過去の自分も、そして、いつかの誰かを救うかもしれない。ちょっと大げさに言えば、それが人類の発展につながるかもしれないのだ。

たいそうなことを並べたてているように感じるかもしれないが、創作に理由はいらない。必要なのは、明確な意志だけだ。

「あなたはいま、何かつくりたいものがあるだろうか?」

この問いにYes と答えた人は、思うだけでなく、それをぜひ実行してほしい。そして、なるべくそれを続けてみてほしい。

一歩踏み出してほしい

逆に、ちょっと一歩踏み出せず、悩んでいる人―仕事が忙しい、プライベートが大変だ、そもそもその「何か」が見つからない……。さまざまな理由があると思う。

ただ、頭の片隅で、ぼんやり「なんとなく何かをつくりたい」と思っているとしたら、ほんの少しでもいいので一歩踏み出してほしい。

「でも、僕には才能がないから」「私にはそれを実現する技術がないから」

いろんな“やらない理由”が頭に浮かんでくるかもしれない。しかし、実はそれは問題ではない。というか、考えてもしょうがない。

※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。