「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。「こんな本がほしかった!」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハングルノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。本書の発売を記念して、「韓国語のフレーズは何もわからないけど、ひとことでも韓国語を話したい!」という方のために、すぐに覚えられる身近な単語、フレーズを著者に聞いてみた。
韓国ドラマでよく聞く韓国語フレーズ5選
韓国ドラマの口論やケンカのシーンなどで、よく出てくる定型的なフレーズがあります。
これらのフレーズを覚えておくと、意味がわかってグッと韓国作品が面白くなります。
今回は韓国ドラマの口論やケンカのシーンでよく聞く5つの韓国語をご紹介します。
①ヤ!(야!):おい!/わぁ!/もう!
韓国語で「おい!」や「わぁ!」と言いたいときは「ヤ!」と言います。
この「ヤ!」は、場面によってや言い方によってニュアンスが変わる言葉なんです。
たとえば、相手を威嚇したり引き止めるときには、「おい!」という意味で強く「ヤァ!」と言います。
驚いたり相手の言動に感動したときには、「わぁ~」という意味で少し長く伸ばしながら「ヤァ~」と言います。
また、相手の冗談を「もう~! やめてよ~!」の「もう~!」のニュアンスで可愛く「ヤァ~」と言うこともあります。
この「ヤ!」は、韓国の街中でもよく聞きます。
友だち同士っぽい人たちの「ヤ!」は大丈夫ですが、何やら怖い様子で「ヤ!」と言い合ってたらケンカが始まってるかもしれないので注意しましょう。
②パボ(바보):あほ/バカ
韓国ドラマや映画を見ていて、「パボ」って聞いたことありませんか?
「パボ」は、韓国語で「あほ」や「バカ」と言う意味。
悪口なので基本的には使わないほうがいいのですが、友だち同士の冗談で「バカだな~」や「あほなの?(笑)」という可愛らしい感じで使うことも多い言葉です。
友だち同士など親しい仲で冗談として使う場合は、日本語の「バカだなぁ」「あほちゃうか」というニュアンスと同じです。
仲の良い人たちと笑いながら使う言葉はいいのですが、それ以外に使うときはただの悪口になるのでご注意を!