女性役員の比率が
50%の会社は10社
1位は前回ランキングと変わらなかった。2社あり、女性役員比率は55.55%となった。
そのうちの1社は求人情報サイト「バイトル」を運営する人材サービス業のディップ。役員9人のうち、女性は5人。女性はすべて社外役員で、その中には元TBSアナウンサーの竹内香苗氏もいる。
もう1社はオンライン旅行予約サイト「スカイチケット」を運営するアドベンチャー。こちらも役員9人のうち、女性が5人で、すべて社外役員となっている。
3位は女性役員比率が50%の10社が並んだ。前回の4社に比べ、大幅増となった。
前回に引き続き、3位となったのは、書店経営の三洋堂ホールディングスと、東京女子医大発バイオベンチャーのセルシード。
一方で今回、女性役員比率が大幅に上昇したのは4社だった。
企業PRや販促支援などを行うサニーサイドアップグループは前回ランキングでは役員6人のうち、女性は2人(女性役員比率33.33%)だったが、今回は3人となった。
自動車用潤滑油販売などのビーピー・カストロールは、前回ランキングでは役員7人のうち、女性は2人(女性役員比率28.57%)だったが、今回は役員8人のうち、女性が4人となった。
そのほか、インターネット広告関連会社のアジャイルメディア・ネットワーク、独立系資産運用会社のスパークス・グループも女性役員比率が大きく増加した。
なお、前回3位だったローソンは、今年7月に上場廃止となったため、ランキングの対象外となった。
ランキングの完全版では、13位以下を含めた全447社を掲載している。女性役員比率が3分の1以上の企業の傾向も分析しているので、ぜひチェックしてみてほしい。
(ダイヤモンド編集部 松本裕樹)