サントリーホールディングス
関連するキーワード
関連特集






関連ニュース
#17
【酒類戦争1967夏・前編】宝酒造撤退でビール業界は“四つ巴”に!サントリー、サッポロ、アサヒは新工場計画で積極攻勢
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1967年7月17日号の特集『ますます白熱化す“酒類戦争”ビール・ウイスキー・清酒・蒸留酒メーカーの業績調査』からの抜粋記事を2回にわたって紹介する。宝酒造のビール事業からの完全撤退によってビール業界はキリンビール、サッポロビール、アサヒビール、サントリーの4社が競う構図に変わった。前編の本稿では、“四つどもえ”となったビール業界で、各社の新製品や、工場の増強計画などの詳細を明らかにしていく。

#16
ビール戦争は宝酒造の撤退で新局面へ!サッポロ・アサヒはキリン対抗策を強化、「背水の陣」のサントリーは2つの“切り札”を投入
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1967年4月24日号に掲載された記事『白兵戦の様相を呈してきた“ビール戦争”』を紹介する。67年4月、宝酒造がビール事業からの完全撤退を決め、“ビール戦争”は新局面に突入していた。記事では、独走態勢を固めるキリンビールに対し、サッポロビールとアサヒビールの巻き返し策に焦点を当てているほか、宝と同じ後発組のサントリーが前年比5割増の販売を目指し、この年に投入した二つの“切り札”について紹介している。

#6
アサヒビール「新給与テーブル」の実額を大公開!副課長で年収1000万円超、狙いは“グループ間格差解消”
ダイヤモンド編集部,下本菜実
アサヒグループホールディングスは「One Asahi」という標語を掲げ、全体最適に取り組んでいる。しかし、給与制度には“ビール中心主義”が残っているようだ。トップビールメーカーである、アサヒビールの給与水準はどのようなものか。非管理職の給与テーブルを全て、実額で公開する。

#5
【独自】アサヒが国内事業で打ち立てた「驚きの大目標」とは?達成のため“強制転籍”の他にもグループ内組織再編始まる
ダイヤモンド編集部,下本菜実
競合のキリンホールディングスがヘルスサイエンス事業を強化する一方で、あくまでもアサヒグループホールディングスはビールを事業の中心に据えてきた。しかし、アサヒは国内ビール市場の縮小が続くことを受けて、全く新しい領域にチャレンジすべくグループの組織再編に着手し、さらに国内事業での「大目標」を打ち立てていることが分かった。

#15
【ビール戦争1967春・後編】後発組のサントリーと宝酒造が活路を見い出す「局地戦」とは?“脱・先行組路線”加速で100年戦争の様相も
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1967年2月20日号に掲載された特集『泡立つ“ビール戦争”業界地図は果たして塗り替えられるか』からの抜粋記事を3回にわたり紹介する。後編の本稿では、“局地戦”に活路を見いだした、ビール後発組のサントリーと宝酒造による大手3社(キリンビール、サッポロビール、アサヒビール)への対抗策について明かしている。

#4
【独自入手】アサヒビールの内部資料で「酒類事業のリストラ候補」「積極投資ジャンル」が判明!事業の“総合酒類化”の限界と課題とは?
ダイヤモンド編集部,下本菜実
2000年代初頭から、大手ビールメーカー4社は、国内外のワインやウイスキー事業を買収し、来るビール市場の縮小に備えるべく、総合酒類化を進めてきた。しかし、総合酒類化の事業モデルにも限界がきており、アサヒグループホールディングスは取捨選択を進めているようだ。内部資料を基に、“リストラ”候補と積極投資していく品目を明らかにする。

#3
【独自】アサヒが非公表にした「ビール販売数量」データを入手!2強の激闘が明らかに、キリンが秋に打つ王座奪取への“秘策”とは?
ダイヤモンド編集部,下本菜実
2020年にアサヒビールが販売数量の開示をやめて以降、ビールのメーカーシェアは推定値となっていた。今回、ダイヤモンド編集部はアサヒの販売数量データを入手。大手4社のビールの販売数量が明らかになった。また、キリンビールは今秋に“秘策”を投入するという。

#14
【ビール戦争1967春・中編】サントリー専務が「撤退の意思はない」と断言!必勝の方程式である“サントリー商法”の要諦を解説
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1967年2月20日号の特集『泡立つ“ビール戦争”業界地図は果たして塗り替えられるか』からの抜粋記事を前回から3回にわたり紹介する。中編の本稿では、サントリーの原三郎専務のインタビューを紹介。原氏はサントリーの必勝の方程式である「サントリー商法」の要諦について明かす。

#13
【ビール戦争1967春・前編】王者キリンに食われて後発2社が苦境に!サントリーは勇往邁進も、宝酒造は巨額赤字で撤退観測が浮上
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1967年2月20日号に掲載された特集『泡立つ“ビール戦争”業界地図は果たして塗り替えられるか』から抜粋し、3回にわたって紹介する。前編の本稿では、ビール後発組のサントリーと宝酒造の苦境ぶりを明かしていく。サントリーが積極果敢に投資を続ける一方、宝酒造にはビール事業からの撤退観測が広がっていた。

#12
サントリーとニッカが“大衆ウイスキー時代”を追い風に急成長!大波をとらえた勝因と本場英国産に劣る点とは
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。本稿では、「ダイヤモンド」1966年12月5日号に掲載された特集『未公開異色食品5社の実力診断』内の記事「サントリーとニッカウヰスキー」を紹介する。二大メーカーのサントリーとニッカがウイスキー販売を一挙に伸ばせた勝因とは。

#11
ビール後発組・サントリーと宝酒造が深刻な販売不振も、“撤退説”を覆す「2つの前向きな根拠」とは
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。本稿では、「ダイヤモンド」1966年11月14日号に掲載された特集『食品業界をめぐる20の問題点』内の記事「宝 サントリーのビール部門不振はどうなる?」を紹介する。記事では、苦戦が続くサントリーと宝酒造でビール撤退が起き得ない「二つの根拠」に加え、サントリーの強気の拡大作戦について明らかにしている。

#10
【ビール5社対決】サントリーが参入3年目で宝を逆転!王者・キリンと同じ広告費を投じる「超積極策」の中身
ダイヤモンド編集部,名古屋和希
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1966年5月30日号に掲載された「ビール5社の優劣格差はどう変わる 麒麟・サッポロ・朝日・サントリー・宝」という当時のビール業界の勢力図をまとめた記事を2回にわたり紹介する。サントリーはビール参入3年目で、先行していた宝(現宝酒造)とシェアが逆転し、業界4位に浮上している。後編の本稿では、シェアトップのキリンビールと同じ宣伝広告費を投じるなどサントリーが取っていた積極的な拡大策の中身を明らかにする。

#9
【ビール5社対決】参入3年目のサントリーは大赤字!シェアトップのキリン「3つの強み」とアサヒ・サッポロが負った痛手
ダイヤモンド編集部,名古屋和希
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1966年5月30日号に掲載された「ビール5社の優劣格差はどう変わる 麒麟・サッポロ・朝日・サントリー・宝」という当時のビール業界の勢力図をまとめた記事を2回にわたり紹介する。前編となる本稿では、キリンのブランド力の高さや商売のうまさを表すキリンの「三つの強み」を明かしていく。

#8
サントリーがビール参入2年目で累計40億円の大赤字!絶好調の祖業、洋酒事業が支えた不退転の決意
ダイヤモンド編集部,名古屋和希
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。今回は「ダイヤモンド」1965年7月30日号の特集「株式未公開の魅力会社」内に掲載されたサントリーに関する記事を紹介。記事では、ビール事業への参入から丸2年で、ビール事業の赤字が累計で40億円に達したと明かしている。64年のビール事業の売上高は40億円ほどで、まだまだ損益分岐点を大きく下回る。一方、祖業である洋酒事業は極めて堅調で、ビール事業の大きな支えとなっている。当時のサントリーの財務や収益の実情をひもとく。

#7
「大阪も東京も地元だ」サントリーの佐治敬三がビールシフトの大号令!参入から“5年で黒字化”の野心計画を披露
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1964年7月20日号において、63年のビール事業参入の翌年に「ビールに親子2代の悲願をかけるサントリー」と題して掲載された、サントリー(現サントリーホールディングス)社長の佐治敬三とダイヤモンド社社長の寺沢末次郎の対談を2回にわたり紹介する。後編となる本稿では、佐治が1年前に参入したビール事業の生産拠点を東京に設けたことに関して「大阪も東京も地元なんだ」と、ビールへのシフトを強調する。

#6
阪急東宝創業者の小林一三がサントリーに勧めた“幻”のビール事業構想とは?2代目社長が明かす「悲願」のビール参入を決めた理由
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。「ダイヤモンド」1964年7月20日号において、63年のビール事業参入の翌年に「ビールに親子2代の悲願をかけるサントリー」と題して掲載された、サントリー(現サントリーホールディングス)社長の佐治敬三とダイヤモンド社社長の寺沢末次郎の対談を2回にわたり紹介する。前編となる本稿では、先代の鳥井信治郎が戦前に阪急東宝グループの創業者、小林一三の勧めで検討した“幻”のビール事業について、佐治が明らかにする。

#5
ビールは高級酒か大衆酒か?サントリー社長の佐治敬三が「世界一高い」ビール税と酒税が抱える矛盾を大批判!
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。サントリーが1963年にビール事業に参入する1年前に酒税改正が実施された。酒税改正では、税率は酒の「大衆性」によって左右され、ビールは焼酎などよりも高い税率が課せられることとなった。「ダイヤモンド」1964年10月10日号に掲載された「ビールの税金は高すぎる」と題したサントリー社長・佐治敬三の記事を紹介。佐治はビール税の高さがビールの消費拡大を阻んでいるとし、大衆性などを基にした酒税税制の在り方に批判を加えている。

#4
サントリー、ビール参入2年目の“通信簿”!シェア5割超で独走するキリンの前にサントリーは「再出発すべき」!?
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもとく。サントリーは1963年4月にビール事業に果敢に打って出た。当時は、キリンビール、アサヒビール、サッポロビールの3ブランドでビール市場は寡占状態にあった。本稿では、「ダイヤモンド」1964年4月20日号のに「シーズン入りで激化する販売戦とビール会社の業績」と題する当時のビール業界の勢力図を解説した記事を紹介する。記事では、大手3社に大きく水をあけられていた後発のサントリーのビール事業を「再出発すべきだ」と断じている。ビール参入2年目のサントリーの“通信簿”とは。

#3
アサヒビール初代社長がサントリーに超異例の「助け舟」を出した理由、後発のサントリーのビール事業を後押しした“陰の立役者”らの秘話
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡をダイヤモンドの厳選記事を基にひもといていく。1963年にビール事業への挑戦に乗り出したサントリーに販路を提供するなど手を差し伸べたのが誰あろうライバルの朝日麦酒(現アサヒビール)初代社長の山本為三郎である。本稿では、「ダイヤモンド」1964年3月2日号に掲載された山本の寄稿を紹介する。寄稿は「高碕達之助氏をしのぶ『偉大な常識人』」と題し、交流の深かった昭和の政財界の大物、高碕達之助の死去を悼んだものだ。実は、山本がライバルに販路を提供するという極めて異例の「助け舟」を出した背景には、高碕の関与があった。山本が高碕の人柄をしのび、後発であるサントリーのビール事業を後押しすることになった高碕との秘話を明かす。

#2
サントリーのビール事業は「父子二代の執念」!2代目社長がビール参入半年後に語った「キリン1強打破」への不退転の覚悟
ダイヤモンド編集部
今春、サントリーホールディングスで10年ぶりに創業家出身者がトップに就任する“大政奉還”があった。1899年に「鳥井商店」として産声を上げ、創業120年の歴史を誇る日本屈指の同族企業、サントリーの足跡を「ダイヤモンド」の厳選記事を基にひもといていく。1963年4月、サントリー創業者である鳥井信治郎の次男で2代目社長の佐治敬三がビール事業に参入する。ただ、ビール事業はその後、長く苦戦が続き、「やってみなはれ」のチャレンジ精神の象徴の一つともなる。ビール事業に参入してわずか半年後に「ダイヤモンド」1963年9月10日号で「念願はビールの一本立ち」と題し、佐治がビールへの強い思いと覚悟を語った記事を紹介する。佐治はビール事業を「父子二代の執念」と形容した上で、シェアトップだったキリンビール打倒へ不退転の決意を示している。
