米大統領選は約半数の州で大勢が判明しているが、依然として大接戦が続いている。ドナルド・トランプ前大統領とカマラ・ハリス副大統領それぞれの獲得州はおおむね予想通りだが、いくつかの州では4年前と勢力図が変わっている。これまでのところ、主要な激戦州では両候補ともまだ勝利が確定していない。しかし、ハリス氏が勝利を収めるためには「ブルーウォール(青い壁)」と呼ばれるミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシン各州を制することが極めて重要になりそうだ。トランプ氏が開票率70%のジョージア州と52%のノースカロライナ州でリードする一方で、開票率が約20%のペンシルベニア州と11%のミシガン州ではハリス氏が優勢となっている。
カギは「青い壁」か、米大統領選はなお大接戦
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