しかし、アメリカでは罰金の取りはぐれなどは起きません。なぜなら、アメリカでスピード違反を起こしてしまった場合には、違反者はその場で決済しなければならないからです。要するに、違反者に逃げ得をさせないのです。交通違反はその場で捕まえ、その場で罰金を支払わせるわけです。このほうがはるかに効率的でしょう。
中澤一雄 著
なお、アメリカでは救急車は有料で、距離によって100ドルから200ドルかかります。もちろんキャッシュレス決済可能です。そのため、緊急の場合以外に呼ぶ人はとても少ないです。
一方、日本では救急車の利用件数が毎年増加しており、東京では34秒毎に出動しています。救急車を呼んだ人の約半数は入院不要の軽症者で中にはタクシー代わりに使う人もいるほどです。これでは本当に必要な時に対応できません。日本も救急車を有料にし、不要な出動を減らすべきでしょう。
キャッシュレスと言えば、路上にあるコインパーキングもすべてキャッシュレスになっています。こうすることで、パーキングの現金を回収する人員のコストを削減することができるからです。日本でもキャッシュレスのコインパーキングをもっと普及させるべきだと思います。