また、アメリカは路上やビーチなどでは飲酒が禁止されています、そのため、渋谷のハロウィンのように路上で飲酒し、騒いでいる光景を見ることはありません。
そして、アメリカにおける飲酒運転の基準は、なんと血中アルコール濃度0.08%以上(原文では「未満」。プレビュー時に版元さんに要確認)。つまり、多少飲んでいたとしても飲酒運転で逮捕されることはないのです(編集部注/日本の飲酒運転の基準は同0.03%)。ただ、0.08%以上という基準値以外にも、警察官が「正常な運転ができていない」と判断した場合には逮捕される可能性があります。
アメリカの飲酒運転に関するルールは、単純です。多少アルコールを飲んでいたとしても、真っ直ぐ歩けて「正常な運転ができるレベル」ならお咎めなしということなのです。何でも「きっちり」「かっちり」の日本人からすれば、信じられないようなルールでしょう。
しかし、完全な車社会であるアメリカで、日本のような超厳格な基準を適用したら、レストランもバーも売上がガクンと落ちてしまいます。家族でバーベキューを食べに行って、一杯もビールを飲めないという状況では、車の運転をするお父さんからしたら、ストレスがたまります。