ドナルド・トランプ次期米大統領は国連大使にエリス・ステファニク下院議員(共和、ニューヨーク州)を起用すると明らかにした。連邦議会でトランプ氏に最も忠実だった議員の1人のステファニク氏に報いた格好となる。ステファニク氏はまた、親パレスチナ派による大学キャンパスでの抗議を巡り、学長を厳しく追及したことでも知られる。40歳のステファニク氏は下院共和党の議員総会議長で、同党下院指導部で最高位の女性でもある。大統領選では共和党の副大統領候補としても名前が挙がっていたが、トランプ氏と組む可能性は低いとみられていた。トランプ氏は11日の声明で、「エリスは信じられないほど強く、タフで賢いアメリカ第一主義の闘士だ」と述べた。
米国連大使に起用のステファニク氏、忠実なトランプ支持者
共和党下院指導部の一人、公聴会で反ユダヤ主義について名門大学学長を追求したことで知られる
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