トランプ次期米政権の政権移行チームの共同議長で、証券会社キャンター・フィッツジェラルドの最高経営責任者(CEO)を務めるハワード・ラトニック氏が、側近らと共に自身の次期財務長官就任を働きかけている。ドナルド・トランプ次期大統領の一部アドバイザーは、財務長官の最有力候補とされる投資家のスコット・ベッセント氏について、ひそかに懐疑的な姿勢を示しているという。事情に詳しい関係者によれば、ラトニック氏は自身を財務長官に起用することについて、トランプ氏と直接話し合いを行った。また別の関係者は、ラトニック氏はこれまで財務長官のポストを直接求めていなかったこともあり、トランプ氏の側近から今回の動きを知らされたと述べている。
トランプ政権移行チームのラトニック氏、自身の財務長官就任を働きかけ
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