「めちゃくちゃ面白い! よい頭の体操になりました」
こんな感想が寄せられているのが、書籍『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』です。論理的思考問題とは、知識や難しい計算はいっさい不要で、「考える力」のみが問われる問題を指します。小中学校の受験問題や、一流企業の採用試験などでも出題されています。
そんな論理的思考問題を紹介・解説したのが本書。難解な問題も多い本ながら、下は10歳から上は87歳まで、ハマる人が続出。「小学5年生の我が子にねだられました」「読むだけで頭の体操になった」などの感想が多数寄せられています。この記事では本書より一部を抜粋・編集し、「隠された可能性に気づける人」だけが解ける問題を紹介します。
隠された可能性に気づけるか?
「確率」って、目に見えている情報と結果が異なるので、混乱しますよね。
冷静に考えられるようになるために、ある問題に挑戦してみましょう。
あなたの目の前に3枚のカードが置かれている。
1枚目のカードは両面が黒色。
2枚目のカードは両面が白色。
3枚目のカードは片面が黒色、もう片面が白色に塗られている。
箱の中に3枚のカードを入れてよくかきまぜ、1枚を取り出したところ、カードの表面は白だった。
このカードの裏面が白である確率は?
イラスト:ハザマチヒロ
次のページで、正解と考え方をお伝えします。