中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は、国産の最も先進的な携帯電話用半導体を本格展開する計画だ。米国による制裁にもかかわらず、同社が半導体分野で進歩を遂げることができることを示すものだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。この半導体は、来週発売予定のスマートフォン「Mate 70」シリーズの一部機種に搭載されるという。同社はこのシリーズで米アップルに挑戦し、昨年からのシェア拡大をさらに進めたい考え。アップルにとって中国は米国に次ぐ2番目に大きな市場だが、長い間高性能スマホ市場で支配的地位にあったアップルは、ファーウェイとの競争激化に直面している。ファーウェイはここ数日間にMate 70シリーズの一部をオンラインで公開しており、スマホの背面に三つのカメラレンズがあることも示した。同社は26日に製品を発表すると述べた。