【フォロワー50万人の投資系YouTuberが教える】お金持ちはみんな持っている「マネーマシン」とは

投資に役立つ世界の経済ニュースを独自の視点からわかりやすく解説する、チャンネル登録者数50万人、総視聴数9400万回を超える人気投資系YouTuberのバフェット太郎氏。
冷徹な市場分析と鋭い舌鋒で予想を次々に的中させる一方で、その投資スタイルは堅実で実践しやすいと投資初心者から経験者まで幅広い支持を集めている。
そんな同氏の6年ぶりの新刊『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』（ダイヤモンド社）は、お金を生み続ける「マネーマシン」のつくり方と考え方、新NISAの鉄則や個別株や新興国株、金やビットコインなどの投資の基本を凝縮した一冊だ。その一部を抜粋・編集し、お届けする。

©️はるたけめぐみ

大部分が貧しくなるこの国で

　バフェット太郎です。

　世界はますます豊かになり、あなたは相対的に貧しくなる――。

　なぜなら、資本主義社会では技術革新や経済成長によって世界は豊かになるけれど、富は平等に分配されるわけではないため、衰退する国や産業に身を置く多くの日本人は、いつまで経っても経済成長の恩恵を享受することができないからです。

　実際、多くの日本人は仕事でAIを活用できておらず、技術革新について行けていません。

　これに気づいた一部の日本人が、NISAなどを活用して米国株や世界株に投資をし、経済成長の恩恵を享受しようとしています。

　米国株式市場はインフレ調整後で年率平均7％成長が期待できるため、理論上、毎月2万～3万円の積立投資をするだけで十分な資産形成ができるからです。

　たしかにそれを一生続けるだけで数千万円の資産を築くことができますが、言い方を変えれば、一生かけても数千万円の資産しか築くことができないわけですから効率が悪いと言えます。

　これは、お金持ちになるために必要な「マネーマシン」が不完全なガラクタだからです。

　マネーマシンとは、お金がお金を生む「お金製造機」のことで、お金持ちはみんなこれを持っています。

自由な人生を送るためのヒント

　本書は投資初心者から経験者まで、すべての個人投資家が完璧なマネーマシンをつくれるよう、その考え方やノウハウについて書いています。

　ぼくにそれを書く資格があるかはわからないけれど、金融資産額が3000万円程度だった、どこにでもいる普通のサラリーマンが、たった数年で数億円もの資産を築き、その過程でYouTubeやXの総フォロワー数が85万人まで増えことを踏まえれば、ある程度の実績や信頼性は担保できると思います。

　ちなみに、ぼくは2016年から「バフェット太郎」というハンドルネームでブロガーとして活動を始めたのですが、名前の由来は言うまでもなく著名投資家ウォーレン・バフェット氏からきています。

　これは、バフェットの名を借りるだけで、読者にすぐに名前を覚えてもらえるほか、場合によってはそれが反感や批判を買うことで宣伝効果をもたらすと考えたからです。

　そして、ぼくはわずか数年間でマネーマシンをつくることに成功し、寝ているだけでお金が勝手に口座に入って来るような生活を送っているのですが、ただそれだけでは退屈なので、投資系インフルエンサーとしての活動を続けています。

　もし、あなたがぼくと同じように、お金がお金を生み出すマネーマシンをつくって自由な人生を送りたいなら、本書を読むことでそのつくり方や考え方のヒントを得ることができます。

（本稿は、『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』を抜粋、再構成したものです）

堅実・わかりやすい・誰でも実践できる
人気投資系YouTuberの投資入門書

『投資の教室 人生を変えるマネーマシンのつくり方』（バフェット太郎・著）

目次

1限目　投資をしない日本人の未来
・日本人には貧乏な老後が待っている
・社会より自分を変える方がよっぽど簡単

2限目　人生を変えるマネーマシンの設計図
・お金を貯められない人の口ぐせ
・壮絶な格差はわずかな収入差から生まれる

3限目　バフェット太郎流 投資の「結論」
・やはり米国株を選ぶべき3つの根拠
・富のために差し出す5つの「代償」

4限目　資産を最大化する個別株投資の基本
・バフェットは「素晴らしい企業」を買う
・高配当株投資でマネーマシンをつくる

5限目　アノマリーと指標で未来を予測する
・大統領サイクル「株は中間選挙の年に買え」
・相場サイクルを知る12か月アノマリー

6限目　米国株の「終焉」に備える投資術
・投資ブームには必ず“終わり”がある
・バフェット太郎流ビットコイン投資

7限目　バフェット太郎への24の質問
・Q1 新NISAは暴落を待ってから始めた方がいいですか？
・Q13 円高対策と円安対策の仕方をそれぞれ教えてください。