ソニーはゲームチェンジャーとなり得る買収のスタートボタンを押そうとしており、実現すれば同社の戦略が書き換わる可能性がある。ソニーがメディア大手KADOKAWAの買収を検討しているとロイター通信などが報じた。KADOKAWAは買収に関する初期的な意向表明書を受け取ったことを認めたが、まだ決定を下していないとしている。KADOKAWAは国外ではおそらく、子会社で大人気ゲーム「エルデンリング」の開発元フロム・ソフトウェアを通じて知られている。架空の中世の王国を舞台にしたこのゲームは、2022年の発売以来2500万本を売り上げた。「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作となったファンタジー小説の作者ジョージ・R・R・マーティン氏が、ゲームの背景設定やキャラクター作りで協力した。6月に発売された追加コンテンツは好調なスタートを切り、発売から3日間で500万本が売れた。
ソニー、KADOKAWA買収ならアニメとゲームでレベルアップへ
買収が実現すれば、ソニーがアニメとゲーム業界に変革をもたらす可能性
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