3位&4位に
医薬品メーカーがランクイン

 3位は武田薬品工業で、平均年収は1081.3万円、従業員数は5474人、平均年齢は43.3歳。1000万円超えは以上3社で、顔ぶれ・順位は23年版と変わらずとなった。

 4位は小野薬品工業で、平均年収は986.9万円、従業員数は3437人、平均年齢は43.8歳。同社は、創業300年を誇る老舗製薬会社で、がん治療薬「オプジーボ」などで知られる。

 5位は岩谷産業で、平均年収970.2万円、従業員数は1321人、平均年齢は39.6歳。「ガスのイワタニ」としてカセットコンロやカセットボンベでおなじみの企業だが、水素のリーディングカンパニーとしても知られる。

 今回のランキングで、平均年収が800万円以上の企業は47社あった。23年度版では39社だったので、8社増えたことになる。業種別に内訳を見ると、卸売業が9社、建設業が8社、医薬品が6社、電気機器が5社、食料品が4社、化学が3社、不動産と陸運が2社ずつ、その他(輸送用機器、サービス、情報・通信、電気・ガス、非鉄金属、機械、鉄鋼、小売業)が8社となった。

 次ページ以降の表では上位200社のデータを掲載している。塩野義製薬やロート製薬、パナソニックHD、象印マホービン、関西電力、カプコン、江崎グリコ、日本ハムといった有名企業が多数登場するので、ぜひチェックしてほしい。

(ダイヤモンド編集部)