米アマゾン・ドット・コムのクラウドコンピューティング部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は3日、自社設計の半導体「トレーニウム(Trainium)」数十万個を搭載する強力な人工知能(AI)スーパーコンピューター「ウルトラクラスター(Ultracluster)」の開発計画と、新たなサーバーを発表した。このチップクラスターは、アマゾンが最近40億ドル(約6000億円)を追加投資した生成AIスタートアップ企業アンソロピックが使用する。クラスターは「プロジェクト・レーニア(Project Rainier)」と呼ばれ、米国内に設置される。AWSのコンピュート・ネットワーキングサービス担当バイスプレジデント、デーブ・ブラウン氏によると、2025年の稼働開始時には、AIモデルのトレーニング用としては世界最大級となる見込みだ。
アマゾン、自社AI半導体搭載のスパコン開発発表
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