「人生観が変わった」「もっと早く読みたかった」と絶賛の声が相次いでいるのが、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という一冊だ。「DIE WITH ZERO(ゼロで死ね)」という驚きのタイトルを冠した本書は、人生を変える一冊として話題を呼び、現在40万部超のベストセラーとなっている。今回は、本書の中から「死ぬまでにやりたいことリスト」の正しい作り方について触れた内容をマンガとともに紹介する。(イラスト©野田映美)

あなたはすでに、はっきりとした「死ぬまでにやりたいこと」のアイデアをいくつも頭に描いているはずだ。
たとえば、子どもを持つ、マラソンを完走する、ヒマラヤをハイキングする、家を建てる、起業する、オペラを鑑賞する……。
リストを作成したら、次はそれぞれの「やりたいこと」を、実現したい時期のバケツに入れていく。これをタイムバケットと呼ぶ。
たとえば、「残りの人生であと50回スキーに行きたい」のなら、それを実現したいのは、どの5年区切り、または10年区切りの期間になるだろうか。
期間を区切らない従来型のリストは、年齢を重ね、人生の残り時間が少なくなってきたことに気づいた人が、焦る気持ちで、生きているうちにやりたいことを書き出すことが多い。
事前に計画していたというよりは、慌てて残り少ない時間で何かをしようという受け身の発想で生まれがちだ。
一方のタイムバケットでは、人生に対して積極的なアプローチが取れる。残りの数十年の人生を5年や10年の単位で分け、期間内でやりたいことを実現させていく具体的な計画を立てられる。

(本稿は、『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の内容をマンガ化したものです)