早起き、運動、読書、など、習慣化したいと思ってもなかなかできないことってありますよね。話題の書籍『奇跡が起きる 毎朝1分日記』の著者、三宅裕之氏は、「習慣作りが苦手な方にお勧めの、朝のちょっとした行動があります」と言います。本記事では、毎朝たった1分の行動で奇跡を起こす方法についてまとめられた『奇跡が起きる 毎朝1分日記』より、本文の一部を抜粋・再編集してお届けします。
頭のいい人だけが知っている「習慣化」の極意
早起き、運動、読書など、良い習慣を身につけたいと思ったことは誰しも一度はあるでしょう。しかし、実際に始めても長続きしないことが多いのが現実です。特に「日記をつける」という行動に挑戦したものの、三日坊主で終わってしまったという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
話題の書籍『奇跡が起きる 毎朝1分日記』の著者である三宅裕之氏は、「習慣化が苦手な人にこそ試してほしい、朝のちょっとした行動がある」と言います。本記事では、この書籍に基づき、誰でも簡単に実践できる画期的な習慣化の方法を紹介します。驚くべきことに、それはたった1分の行動で人生を変える力を持っています。
「新しい習慣を始めたい」「良い行動を続けたい」と願いながらも途中で挫折してしまうのは、人間にとって自然なことです。しかし、頭のいい人たちは知っています。習慣化にはコツがあり、それを押さえるだけで続けることが可能になるということを。
本書は、そのような習慣化の極意を最新の科学と著者自身の実践を通じて明らかにした一冊です。本記事では、その具体的な内容の一部を抜粋・再編集し、たった1分でできる簡単な方法をお伝えします。この方法を試せば、挫折とは無縁の新しい習慣をあなたも手に入れることができるでしょう。
毎朝1分日記は誰でも続けられる
毎朝1分日記は、誰でも必ず続けられるシンプルな方法です。用意するのはノートとペンだけ。
そして、書くことはたった2つだけ。
・前日にあった「グッド」(よかったこと、感謝したこと、気づいたこと)
・今日やりたい「チャレンジ」(挑戦したいこと、変えたいこと)
難しく考える必要はありません。
「昨日はこんないいことがあった、感謝をした、こんな新しいことに気づいた」
「今日はこんなことに挑戦したい、こんなことを変えたい」
毎朝、それを書くだけでいいのです。
「日記は続けられない」と感じている方にこそ、ぜひ試してほしい方法です。多くの人が日記を挫折する理由は、「習慣化の仕組み」を理解していないからだと言えます。
スタンフォード大学行動デザイン研究所のBJ・フォッグ所長によれば、行動が実現できるかどうかは、「実行のしやすさ」「モチベーション」「きっかけ」の3つの要素に左右されます。毎朝1分日記が続けやすい理由は、この要素をすべて満たしている点にあります。たった1分でできるため、実行が容易であり、朝のルーティーンに組み込むことで自然なきっかけを作れるからです。
例えば、朝のコーヒーを飲む前や歯を磨いた後など、すでに毎日行っている習慣に日記を書く行動を紐づけることで、無理なく続けられるようになります。この「ルーティーン化」の仕組みこそ、誰にでも簡単に取り入れられる習慣化の秘訣です。