起業家で投資家の富豪ロン・シェイク氏は毎年の年末年始に同じことをする。休暇で暖かい場所に行く。12月30日に自分の誕生日を祝う。来年に向けて英気を養う。過去1年を振り返る。そして、お気に入りの年中行事の準備が整う。「今後3~5年で何ができるだろうか」と自問する。「死の床から振り返った時に尊敬できるようなことを」多くの人は数週間で新年の抱負を諦めてしまう。71歳のシェイク氏は過去数十年にわたり、死の床から振り返ることを続けている。それを新年の抱負とは呼ばない。「プレモーテム(死亡前死因分析、事前分析)」を書くのだという。今では習慣となっている。休暇で逃避し、頭をすっきりさせ、何もしないことを中断して、一年で最も重要なことに取り組む。
「死亡前分析」のすすめ 新年の抱負より生産的
「死の床から振り返った時に尊敬できるようなことを」
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