ドナルド・トランプ米大統領の会社が、一般投資家向けに金融商品を販売する準備に乗り出している。ソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営会社トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)は29日、金融サービス会社「Truth.Fi(トゥルースFi)」を立ち上げる計画を発表した。投資商品や貯蓄商品の一般販売を開始するかは明らかにしていない。だが、トランプ氏が推奨する投資商品を一般の米国人投資家向けに提供する道を開いた格好だ。金融事業への新規参入は、大手銀行や金融機関から締め出されていると感じる保守派の懸念を商機とすることが狙いとみられる。トランプ氏は先週、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)とJPモルガン・チェースの最高経営責任者(CEO)を名指しで批判し、右翼的思想を持つ人々との取引を受け付けていないと非難していた。
トランプ・メディア、金融事業参入へ 「愛国経済」推進
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