ドナルド・トランプ米大統領は2日、同氏が表明したメキシコとカナダに対する包括的な関税によって「多少の痛み」はあるかもしれないと認めたものの、最終的には新たな「黄金時代」につながるだろうと述べた。輝かしい未来を約束するとは親切なことだ。関税は4日まで発効しないのに痛みは既に出始めているのだから。「多少の痛みはあるか? あるかもしれない(ないかもしれない!)。だが、われわれは米国を再び偉大にする。代償を払う価値は十分にある」。トランプ氏は2日朝、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」にこう投稿した。われわれは1日の社説で、同氏が米国の友好国や近隣諸国からの輸入品に一律25%の関税をかけることを「史上最も愚かな貿易戦争」と評したが、トランプ氏の投稿には本欄が「関税ロビー」を主導しているとの非難も含まれていた。