米アリゾナ州で会社を経営するキンバリー・マックさん(54)は10年以上前、フェニックス・スカイハーバー国際空港で飛行機恐怖症の克服を目的とする無料の講習会を受講し、それ以来、飛行機に乗るたびにそこで学んだ対処法を実践している。マックさんは3日、以前学んだことをおさらいしたいと思い、講習会を運営する元航空会社機長、ロン・ニールセン氏に電話をかけた。マックさんはカリフォルニア州ナパ行きの今月の便を予約しているものの、キャンセルを考えていた。米国では先週、首都ワシントンで空中衝突事故、フィラデルフィアで医療用小型機の墜落事故が起きた。マックさんが「キャプテン・ロン」と呼ぶニールセン氏は1時間以上に及んだ電話で、彼女を安心させた。「彼は『あなたの恐怖には根拠がない』とか、『物事は起きるときには起きる』、『全ては繰り返す』といったことを言わない」とマックさん。電話でしっかりとおさらいができたという。
飛行機に乗るのが急に怖くなった、その対処法は
首都ワシントンで起きた航空機事故は数十年ぶりの大惨事に
有料会員限定
あなたにおすすめ