ドナルド・トランプ米大統領は12日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と「長時間にわたり建設的な電話協議」を行ったと述べた。トランプ氏が大統領選で返り咲きを果たしてから、米露首脳の話し合いが正式に公表されたのは今回が初めて。トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、双方が互いの国を訪れ、ウクライナ戦争終結に向けた協議を直ちに開始することで一致したと明らかにした。「この取り組みが成功裏に終わると信じている」と書き込んだ。これに先立ち、11日にはロシアで拘束されていた米国人男性が解放された。トランプ氏は、ロシアとの関係改善の前触れとなる可能性を指摘していた。トランプ氏は「ロシアとウクライナの戦争で数百万人もの死者が出ているのを止めたい」とし、電話協議で「プーチン大統領は、私の非常に強力な選挙スローガンである『コモン・センス(常識)』という言葉まで用いた」と記した。
米ロ首脳が電話協議、ウクライナ停戦交渉開始で一致
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