米国とロシアは18日、ウクライナ紛争の終結を目指して協力する高官級チームをそれぞれ発足させ、正式な停戦プロセスを立ち上げることで合意した。トランプ米政権の複数の当局者が明らかにした。リヤドで開いた米ロ高官会合で合意した。トランプ政権はロシア政府との関係修復を図っている。双方はドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領による首脳会談の実施を発表するには至らなかった。トランプ政権のウクライナ・ロシア担当特使を務めるキース・ケロッグ退役陸軍中将は15日、ウクライナとロシアが直接交渉の場を設けることできると、ウクライナに請け合っていた。だがマイク・ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障担当)とマルコ・ルビオ国務長官は、新たに発足する米ロの高官級チームが直接協議し、重要な点についてウクライナと欧州の同盟国の意見を求めるというプロセスを打ち出した。