ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日、先週のドナルド・トランプ米大統領との首脳会談が口論に発展したことは「遺憾」だと振り返った。トランプ氏との関係修復に向けてこれまでで最も協調的な姿勢を示し、自らが描く平和への道筋を打ち出した。ゼレンスキー氏はこの日、ソーシャルメディアに「恒久的な平和をもたらすため、ウクライナはできるだけ早期に交渉のテーブルにつく用意がある」と投稿。「ウクライナ国民ほど平和を望む者はいない」と述べた。また、ウクライナは米国と鉱物資源権益に関する協定に署名する用意があると言明。「トランプ大統領の強力なリーダーシップの下、永続的な平和を実現するために」取り組む用意があるとした。