米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーのABCニュースグループとディズニー・エンターテインメント・ネットワークス部門で約200人の従業員が削減されると、事情に詳しい関係者が明らかにした。レイオフは5日にも従業員に通知される予定で、2部門合計の従業員数の6%弱に相当すると、人員削減について知る関係者の1人は述べた。ディズニーはここ数年で人員削減を数回実施した。他の多くの娯楽企業と同様に、ストリーミング市場で競争するためにスポーツやエンターテインメントのコンテンツにより多く支出する一方で、かつて中核事業だった分野でコスト削減の方法を模索している。消費者がケーブルテレビ(CATV)契約を解約し、広告主がストリーミングサービスやデジタルプラットフォームに流れる中、多くのCATVチャンネルで視聴率と収入が低下している。