米国のドナルド・トランプ大統領はウクライナとの情報共有を停止するよう命じた。米中央情報局(CIA)のジョン・ラトクリフ長官が明らかにした。先週末のウクライナ大統領との首脳会談が物別れに終わった後、トランプ政権はウクライナへの兵器供給を停止した。ラトクリフ氏は5日のFOXビジネスの番組で、トランプ氏が首脳会談後に情報共有の「停止を求めた」と話した。米国はロシアによるウクライナ侵攻開始を受けて、ウクライナと機密情報を共有し、ロシア軍に効果的に対抗できるよう支援してきた。あるホワイトハウス当局者は、米国はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が和平交渉に誠実に取り組んでいるとトランプ氏が確信するまで、同国への軍事支援を停止すると語った。