トランプ米政権の高官らは来週、ウクライナの当局者らとサウジアラビアで会談する。ホワイトハウスは、ウクライナとロシアの和平交渉に向けて舞台を整えようとしている。トランプ政権の中東担当特使を務めるスティーブ・ウィトコフ氏は11日に予定されている会談について、「和平合意の枠組みと当初の停戦について詰めていく」ことになると述べた。同氏は現地入りするマルコ・ルビオ国務長官と、マイク・ウォルツ大統領補佐官(国家安全保障問題担当)に同行する予定。今回の計画は、ドナルド・トランプ大統領がウクライナ向けの軍事支援と情報提供を突如打ち切った後にまとめられた。トランプ氏らはその直前、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と大統領執務室で緊迫した会談を行っていた。