ドナルド・トランプ米大統領は7日、ロシアとウクライナの和平合意が成立するまで、ロシアへの広範囲にわたる制裁と関税を発動することを「強く検討している」と述べた。ソーシャルメディアに「今まさにロシアが戦場でウクライナを『猛攻撃している』という事実を踏まえ、停戦と最終的な和平合意が成立するまで、ロシアへの大規模な銀行制裁、制裁、関税を強く検討している」と書き込んだ。その上で、ロシアとウクライナは「手遅れになる前に」、交渉のテーブルにつく必要があると述べた。トランプ氏は詳細について明らかにしていない。ホワイトハウスにコメントを求めたが、現時点で回答は得られていない。トランプ氏は1月にもロシアに対して同様の制裁と関税をちらつかせたが、実行には移さなかった。当時はロシアを傷つけたくないとも強調し、「私はロシアの人々を愛しており、プーチン大統領とは常に非常に良い関係を築いてきた」としていた。
トランプ氏、対ロ制裁を検討 和平合意へ圧力
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