無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。雇用義務は65歳までなので、2つ目の稼ぎ口がない人は下層老人まっしぐら。株や為替の乱高下で新NISAも怖い。そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』から稼ぎ口のタネを見つけて、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』で、月10万円以上の副収入を誰でも得られるメソッドを公開しています。6000名を超える受講者を成功に導いた新しい働き方を手に入れましょう!

世帯収入を5年で3倍を目指す。一生食っていける「究極の不労所得」Photo: Adobe Stock

世帯収入は5年で3倍!? 家族一緒に富裕層になれる

 子や孫への卒業祝いや誕生日祝いなど「○○祝い」の類には、「究極の不労所得」をプレゼントしましょう。なぜなら、自力で生き抜くスキルが身について、一生食いっぱぐれなくなるからです。子や孫のためだけではありません。順調にいけば世帯収入は5年で3倍になり、家族一緒に富裕層になれる。おまけに、遠い将来に相続が発生したとき、相続税も激減します。

 最初にタネ明かしをすると、「究極の不労所得」とは、自分法人を活用した「節税」および「補助金」です。子や孫の名義で自分法人を作って、世帯の収入を可能な範囲で集約すれば、準備完了です。

 すると、どうなるのか。法人は個人と違って思いのままに「節税」できるし、多種多様な「補助金」も受け取れるようになる。それがいかに凄いことか、給与所得者と比べるとよくわかります。

 たとえば課税所得330万円超の人の税率は、「所得税20%+住民税10%+社会保険料30%=60%」です(*1)。控除があるので税額は減りますが、消費税・ガソリン税・酒税なども含めると行って来い。手取りが400万円の人は、600万円も取られている計算です。

 これに対して中小法人の実効税率は約20%なので、個人の3分の1しかありません。しかも法人の3分の2は上手に節税して、法人住民税7万円だけで済ませている。個人の税額600万円との差額が「究極の不労所得」です。

趣味や関心事を活かして「やりたいこと」で稼げる

 この仕組みにいち早く気づいたのは、首都圏在住の40代の会社員Nさんです。女子高生の娘さんが高校を卒業する際に「起業して社会に貢献したい」と言ってきたため、卒業祝いとして自分法人をプレゼント。娘さんを社長に据えました。娘さんは大好きな芸能関連のブログを立ち上げてアフィリエイトで収益化。Nさん自身がやりたかった輸入販売のビジネスも一緒に始めたところ、翌年度には年商1000万円を達成しました。今も順調に拡大し続けていて、富裕層入りは時間の問題です。

 アルバイトに勤しむ大学生は7~8割だそうです。自力でお金を稼ぐ体験は社会勉強にもなるので、会社員や公務員を目指す学生さんにとっては一石二鳥です。

 しかし、雇われる働き方を続ける限り、5割以上の国民負担を強いられる人生が確定します。どんなに一所懸命がんばって働いても、給与所得者が永遠に富裕層入りできない原因が、ここにあります。

 でも、もしNさんの娘さんのように、若いうちから「雇われない働き方」をしていれば、国や資本家から搾取されないので、いずれ富裕層入りできます。自力で生き抜くスキルも身につくので、食いっぱぐれません。おまけに趣味や関心事を活かして「やりたいこと」で稼げるので、自己実現もできます。

「やりたいこと」は、意外と簡単に見つかります。まず最初に、家族それぞれの「価値観」「関心事」「スキル」を言語化します。『やりたいことが絶対見つかる神ふせん』の手順が鉄板です。それらを並び替えて組み合わせれば、「やりたいこと」も言語化されます。次にそれを、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい』のビジネス類型に当てはめてください。それだけで、わが子や自分に最適なビジネスが見つかります。

*1 社会保険料は、労使折半の建前で給料を逆算するので、実質3割です

参考資料:こんな簡単に儲かっていいの? 富裕層は皆知っている「史上最強の不労所得」

**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。