「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!

株価暴落が的中! 今こそ始めるノーリスク・ハイリターンの資産形成術Photo: Adobe Stock

お金のプロが破産しかけた株式投資のリスク

「『一般大衆が株の話をすると暴落する』は本当か?」という記事を先日書いたばかりなのですが、不幸にも的中してしまいました。その後、過去最大の上げ幅を記録したものの、損切りを余儀なくされた人が大勢いますので、喜んではいられません。

 暴落を予測できた背景については、そちらの記事をご覧いただきたいのですが、株式投資はハイリスク・ハイリターンですので、暴落とは切っても切り離せません。

 それでも、あえて警鐘を鳴らしたのには、深いわけがあります。それは、私が40歳を過ぎた頃、ライブドアショックをきっかけにマザーズ市場が1ヵ月で50%も暴落。株の信用取引で数千万円もの損失を出して破産しかけたからです。私と同じように瀕死状態におちいる人を増やしたくはありません。

 当時の私は銀行の融資課長でしたので、その知識をフル活用して緻密に企業分析をしながら、投資判断を行なっていました。それなのに破産寸前におちいるとは、夢にも思いませんでした。銀行では何食わぬ顔で、お客様に融資や資産運用などのアドバイスをしていましたが、プライベートでは限界まで切り詰めた貧乏生活を送り、私がアドバイスをしてもらいたいくらいでした。

ノーリスク・ハイリターンを可能にする4つのキーワード

 その後、ある画期的な資産形成術のおかげで、5年で借金を返済。数億円規模の資産形成に成功し、50歳でセミリタイアすることができました。

 なぜ、そんなことができたのか? 株式投資と比較すると、キーワードが浮かびあがります。

 キーワードとは、「コントロール」「貢献」「絆」「節税」の4つです。なぜなら、この4つさえそろえば、ノーリスク・ハイリターンを実現できるからです。

 お気づきの通り、株式投資でこの4つを実現することは至難のわざです。それゆえ株式投資は、ハイリスク・ハイリターンにならざるをえない宿命にあります。

 これに対して、この資産形成術では、4つすべてがそろうので、ノーリスク・ハイリターンを実現することが可能なのです。この資産形成術を「妻社長メソッド(稼ぎ口二刀流)」といいます。

株がハイリスクになる最大の理由は、コントロールが利かないから

「コントロール」を例にとってみましょう。株式投資では、投資先の会社の財務内容と投資指標、そしてアナリストのコメントを頼りに投資判断するしかありません。ウォーレン・バフェットのように、その会社に乗り込んで企業実態を調べ上げるようなことはできません。ましてや、その会社の経営方針を変更させて、業績を拡大させて株価を引き上げるなんて、できるわけがありません。一切コントロールが利かないのです。

「コントロール」「貢献」「絆」「節税」が富をもたらす

 これに対して妻社長メソッドや稼ぎ口二刀流では、手掛ける副業を思い通りにコントロールできます。

 加えて、メソッドの中核が貢献なので、お客様や社会から感謝されます。その結果、「感謝の気持ちを数値化したお金」をたくさんいただけるようになるのです。

 また、家族や仲間との「絆」を活かしてお互いに応援・協力しあえるので、成功する確率が飛躍的に高まる。さらには、国会議員や資本家と同じくらい節税できるので、理不尽な税金や社会保険料を取られる心配もありません。節税でお金を失うことはないので、それだけでも世界一ノーリスクな資産形成術になるのです。

 このように、「コントロール」「貢献」「絆」「節税」を組み合わせるだけで、相乗効果が生まれて、あなたの懐にお金をもたらしてくれるのです。

分散投資が大切だからこそ、新NISAだけに偏ってはいけない

 もちろん、株式投資も大切な資産形成手段の1つです。特に新NISAは長期・積立・分散投資という王道を踏まえているので、とても優れた資産形成手段といえます。

 そして、パラドックスのようですが、コツコツ長期的に分散させることが大切だからこそ、新NISAだけに偏るのではなく、他の資産形成術も取り入れて安全に分散するほうがいい。リスクを減らすために分散するのですから、ノーリスク・ハイリターンの資産形成術が理想的です。

 今回の大暴落で損した人にも、肝を冷やした人にも、株が怖くなった人にも、自分にあったノーリスク・ハイリターンの資産形成術が必ず見つかります。大切なお金を失わないように、あなたも安全な収益源を探してみてはいかがでしょうか。

*1 「一般大衆が株の話をすると暴落する」は本当か?

**本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』著者による書き下ろしです。