メークは政治の問題なのだろうか。美しさとそこに表れている可能性のある個人的な価値観を巡り、ソーシャルメディア上で議論が起きている。一方の人々はいわゆる「共和党的メーク」に注目、厚く塗ったファンデーションと描きすぎた眉を保守的な価値観の表れだとして笑いものにしている。保守派は、リベラル派のメークは下手でやぼったく、伝統的なジェンダー規範と一致しないと主張し、明るく染めた髪やピアス、ネオンカラーの口紅をちゃかしている。これが、分断が進んだ政治環境におけるネット上の議論の現状だ。連邦議会でも人の見た目を理由にした侮辱が珍しくなくなってきた。「この種の攻撃は、こうしたことがなければ政治に関心を払わないタイプのネットユーザーに受けるかもしれない」。ケンタッキー大学のマギー・マクドナルド助教授(政治学)はそう話す。