米国のマルコ・ルビオ国務長官は18日、ウクライナでの戦争終結を目指す取り組みについて、今後数日のうちに進展がない場合には、米国は交渉からいったん手を引く可能性があるとの考えを示した。ウクライナとロシアの双方に妥協を求める圧力をかけることが狙いだ。ルビオ氏は17日に欧州やウクライナの当局者と協議した後、「今後数週間のうちに実現可能かどうか、極めて迅速に決定する必要がある。数日中にということだ」としたうえで、「もし可能なら、われわれは(仲介を)続ける。そうでなければ、われわれには焦点を当てるべき他の優先課題がある」と語った。ルビオ氏は、米国は戦争をどのように終結させるかについて、ウクライナとロシア、および欧州に停戦を含む合意の枠組みを提示したと指摘。ただ、その内容については公にしなかった。
米、ウクライナ和平仲介いったん中止も=ルビオ氏
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