数百の米連邦政府機関に掲げられる大統領の公式肖像画を印刷する政府印刷局は先月、ホワイトハウスから異例の要請を受けた。ドナルド・トランプ大統領が自身の肖像画を輝かせることを望んでいた。ホワイトハウスはトランプ大統領とJD・バンス副大統領の肖像画について、光を反射する金色の縁取りで印刷するよう要請したと、政権当局者は明らかにした。再印刷はメタリック・ゴールドのインクと特殊なプリンターを必要とした。政府の内部文書によると、一部は既に白い縁取りで印刷されており、肖像画の完成が遅れた。トランプ氏は2期目の大統領就任からわずか3カ月足らずで世界秩序に挑戦し、ワシントンを一変させた。一方で時間のある時には、ホワイトハウスのアートディレクターとなり、政府内のあらゆる場所に金色の装飾を加えている。