ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日、ドナルド・トランプ米大統領に対し、トルコで今週開催予定の和平交渉に参加するよう要請した。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に停戦で合意するよう圧力を強めた格好だ。ゼレンスキー氏はソーシャルメディアへの投稿で「プーチン氏との直接交渉というトランプ大統領の提案を私は支持した。面会の用意がある。トルコに行く」と表明。「ウクライナの全国民は、トランプ大統領に同席してほしいと願っている」と書き込んだ。プーチン氏は10日、紛争当事者間の直接交渉に先立ち、30日間の停戦に応じるよう求めたウクライナ側の要請を拒否。その代わりに和平交渉の再開を提案していた。プーチン氏はまた、一時的な停戦に向けた協議を15日に再開することについて、2022年に前回の和平交渉を仲介したトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領と話し合った。