米アップルのスマートフォン「iPhone（アイフォーン）」のチーフアーキテクトを務めたジョニー・アイブ氏と、同氏のデザイン会社「LoveFrom（ラブフロム）」が米オープンAIのクリエーティブ・デザイン部門の指揮を執ることになった。オープンAIでは消費者向けデバイス開発などのプロジェクトを手掛け、未来の人工知能（AI）のスタイルと使用感を創造する予定だ。事情に詳しい複数の関係者によると、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者（CEO）氏とラブフロムは、消費者をスクリーンの外に導く新デバイスの開発に取り組んできた。2年前から極秘プロジェクトで協力しており、ヘッドホンやカメラを搭載したデバイスなどの選択肢を検討している。