「強烈に運がいい人」がやっていること・ベスト1とは何か。
次々と新たなビジネスを仕掛ける稀代の起業家、佐藤航陽氏。「これからどう生きるか?」を徹底的に考察した超・期待作『ゆるストイック』を上梓した。これからの生き方として重要なキーワードは、「ストイック」と「ゆるさ」。令和のヒーローたち(大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太…)は、なぜストイックに自分に向き合い続けるのか。『ゆるストイック』では、「どのように日常を過ごしていくべきか」を言語化し、誰でもできるプロセスとしてみなさんに共有する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)

「強烈に運がいい人」がやっていること・ベスト1Photo: Adobe Stock

強烈に運がいい人

 世の中には、「なぜかいつも運がいい人」がいます。
 チャンスに恵まれ、いい出会いがあり、結果も出る。周囲からは「運がいい人」と言われることが多いでしょう。

 しかし『ゆるストイック』という本では、こうした運の良さを「偶然」ではなく「行動の構造」として説明しています。

 本書では、運がいい人を次の3タイプに分類しています。

「運のいい人」は、概ね次の3つのタイプに分類できます。
1 好きなことに没頭するタイプ
2 深く考えずに行動するタイプ
3 戦略的に試行をこなすタイプ

たとえば、クリエイターには1つ目のタイプが多く、自分が好きで得意なことに没頭していたら成功するパターン。
起業家は2つ目で、「とりあえずやってみよう」と、行動するパターン。
そして、投資家は3つ目が多く、成功が確率ゲームであることを見抜き、あえて数をこなすパターンなのです。

――『ゆるストイック』より

 一見すると、この3つはまったく違うタイプのように見えます。
 しかし、共通点があります。

 それは「行動している」ということです。

 没頭する。
 とりあえずやる。
 戦略的に試す。

 方法は違っても、試行回数が増える行動を取っているのです。

運の正体は「試行回数」

 本書は、その本質を次のように説明します。

成功には「試行回数」が重要であり、「試行し続ける力」を養うことが「運のいい人」になるためのカギです。
私たちが成功者を「運がよかった」と見なすとき、それは彼らが諦めずに試行し続けた結果でもあります。
試行回数を積み重ね、そのプロセスを没頭して楽しめる人には、自然と運が味方につくのです。

――『ゆるストイック』より

 つまり、「運がいい人」は、当たりを引きやすい人ではありません。
 くじを引く回数が多い人です。

 くじを引く人は、いつか当たる。
 くじを引かない人は、永遠に当たらない。

 単純ですが、これが運の構造です。

ベスト1は「試行を続けること」

 強烈に運がいい人がやっていること・ベスト1。
 それは、「試行回数を増やすこと」です。

 没頭するでもいい。
 とりあえずやるでもいい。
 確率を計算するでもいい。

 方法は何でもいい。
 重要なのは、試し続けることです。

『ゆるストイック』が伝えているのは、運を待つなということ。
 運は、行動の副産物です。

 試行を続ける人だけが、「運がいい人」と呼ばれるようになります。

佐藤航陽(さとう・かつあき)
株式会社スペースデータ 代表取締役社長
1986年、福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年にIT企業を設立し、代表取締役に就任。ビッグデータ解析やオンライン決済の事業を立ち上げ、世界8ヵ国に展開する。2015年に20代で東証マザーズに上場。その後、2017年に宇宙開発を目的に株式会社スペースデータを創業。コロナ禍前にSNSから姿を消し、仮想現実と宇宙開発の専門家になる。今は、宇宙ステーションやロボット開発に携わり、JAXAや国連と協働している。米経済誌「Forbes」の30歳未満のアジアを代表する30人(Forbes 30 Under 30 Asia)に選出される。最新刊『ゆるストイック』(ダイヤモンド社)は9.5万部を突破した。
また、新しくYouTubeチャンネル「佐藤航陽の宇宙会議」https://youtube.com/@ka2aki86をスタートさせた。