成績が上がった子どもたちの共通点
【高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格!】――しかも、首席合格とわずか3点差のほぼトップ合格!『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)の著者は、中学3年生のときに「東大合格」を宣言。高校にも塾にも通わず、完全独学で東大合格を目指したけれど……全国模試は「偏差値45」。そこで、徹底的に「国語」鍛えるという“大逆転の勉強法”を編み出す。勉強の大半を「読書に費やす」という常識外れの戦略で、全科目の成績が軒並みアップ! すべての科目は結局、国語の力がモノをいうことがわかった。コスパとタイパを徹底し、四コマ漫画や恋愛ゲームで楽しみながら学力を高める方法から勉強への合理的なモチベーションの高め方までを徹底指南。超★実践的な成績アップ法を初公開する。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【プロが断言】恋愛ゲームが“語彙力と読解力”を爆上げした意外な理由Photo: Adobe Stock

国語力アップに効く!
意外な学びのツール「ノベルゲーム」

 国語力のアップには、文章とイラストで物語が進み、プレイヤーの選択で結末や登場人物との関係が変わりつつ、謎解きやストーリーを読み進める「ノベルゲーム」、とくに恋愛ゲームも超オススメです。

「漫画の次はゲーム?」と怪しまないでください。僕は真剣に推奨しています。

放課後にゲーム漬けでも、国語力は育つ

 僕は小学生時代、放課後は野球をするか、ゲームをするかのどちらかでしたが、それでも国語力は高まりました。

 その原動力が、ノベルゲームだったのです。

プレイヤーの選択で物語が変わる

 ノベルゲームはビデオゲームの1ジャンルで、物語の進行に応じて、プレイヤーが主人公の行動をどうするかという選択を迫られます。

 たとえば、学校に遅刻しそうになった場面では、「頑張って走っていく」とか「諦めて歩いていく」といった選択肢が複数表示されます。それらのどれを選ぶかによって、物語の展開が変化していくのです。

数百本プレイした中の“推し”ゲーム

 ゲームを数百本もプレーしてきた僕のお気に入りのノベルゲームは、『パワプロクンポケット』シリーズという野球ゲームです。

(ほとんどが『ゲームボーイ』または『ニンテンドーDS』向けのソフトなので、いまはプレーするのが難しくなっています。

実は恋愛ゲーム? 驚きの国語力効果

 野球ゲームの範ちゅうですが、その実態は恋愛ゲームであり、それで国語力が高まったのです。

 このパワプロクンポケットは、野球選手を育てるゲームですが、その過程で恋愛がうまくいくと野球の能力が上がるという特殊要素があるため、真剣な交際をする必要もあるのです。