ロシアはウクライナの首都キーウなど各地へのミサイル・ドローン攻撃を強化し、25日朝までに少なくとも12人が死亡した。ドナルド・トランプ米大統領は先週、侵攻の停止を拒否したロシアへの追加制裁を見送っていた。ウクライナ空軍によると、ロシアは合計367のドローンとミサイルで攻撃した。一夜での攻撃としてはこの戦争で最大級の規模だという。2日連続の激しい攻撃で、民間人は深夜に避難所に逃げ込んだ。当局者によると、攻撃による死者には子供も含まれ、さらに60人が負傷、300余りのミサイルとドローンを撃墜したにもかかわらず全国で80棟余りの住宅が損壊した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアに侵攻をやめさせるため追加の経済制裁を求めた。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、トランプ氏の要請にもかかわらず侵攻停止を拒否した。