赤ちゃんのからだは約80%が水分。対して65歳以上のシニアは、水分が約50%。水分量が見た目の老化に大きく関係していることがわかります。残念ながら年をとるごとに体内の水分量は減っていくのですが、同じシニアでも十分な水分をとっているかどうかで、肌の潤いやしわに差が出ます。
水を飲む効果はそれだけではありません。
【血液サラサラ】水分たっぷりの血液は血流がよくなります
【代謝アップ】血流がよくなると栄養がスムーズに運ばれて細胞が活性化します
【毒出し】代謝が上がることで老廃物もどんどん排出されます
【便秘解消】腸に十分な水分が届けば便が軟らかくなります
【ダイエット】代謝が上がれば消費エネルギーが増え、カロリーの消費も増えます

工藤あき 著
すごいですよね! あらためて見ると、水のありがたみがよくわかります。
逆に水分が足りないと、血がドロドロになって代謝が悪くなり、老廃物がたまりやすくなるわけですから、水分不足には注意しなければなりません。
また、水分が足りずに「脱水症」になってしまうと、ひどい場合には意識がもうろうとしたりする危険があります。
ところで「1日2リットルの水を飲むといい」といった話を聞いたことがあるかもしれませんが、実際は年齢や体格によるので絶対とはいえません。
水分は飲料だけでなく、食事からもとるものなので、純粋に水を飲む量でいえば、1日1.5リットル程度が目安になるでしょうか。
水の飲み方にもポイントがあります。ひとつは、一気に飲まないこと。一気に大量の水を飲んでも腸がうまく吸収しきれないので、効果的ではありません。コップ1杯の水を何度かに分けて飲みましょう。