天丼写真はイメージです Photo:PIXTA

ライター業の傍ら、スキマバイトでさまざまな職場で働いている筆者が仕事を通じて見えた悲喜こもごもをつづる本連載。今回は、天丼チェーン店で働いてみた。なんだかこのお店、うまくいっていない雰囲気で嫌な予感……。(ライター みやーんZZ)

到着早々おつかいを頼まれた!
この店大丈夫?

 氷河期世代の40代おじさんである僕が去年、突如ハマったスキマバイト。今回はある天丼チェーン店でバイトした際の模様を紹介します。

 予定の時間にお店に着き、出勤手続き後、すぐに店長さんから「そこのスーパーで大葉を10枚ぐらい買ってほしい」と言われ、いきなり現金を手渡された僕。スーパーに向かい、サクッと購入してお店に戻ります。

 レシート、お釣りと品物を店長に渡すと今度は電車に乗って△△店に材料を取りに行くよう言われました。

 どうやらこの日、使う食材で一部、発注漏れがあった模様。電車に15分ぐらい乗って△△店へ向かい、お店で材料を受け取り、なんだかいけない取引をしているような気分になりながらお店へ戻ります。

 無事におつかいを終え、制服に着替えて勤務スタート。この時点で勤務開始予定時刻から40分ぐらい経過していました。なんだかこのお店、いろいろうまくいってないようで嫌な予感がします……。

 この日、僕が担当したのはホールと洗い場の仕事。店長さんから「洗い場のやり方はあの男性に聞いて」と言われ、厨房内で調理している方を紹介されました。

 挨拶をして教わろうとしますが、この方は忙しくて全く余裕がなく、とても聞けるような状態じゃありません。隙を見ていくつか質問をし、洗い場のルールをざっくり把握。あとはやりながらなんとかするしかないですね。