米メタ・プラットフォームズは、来年末までに企業が人工知能(AI)を使って完全な広告を作成できるようにしたいと考えている。事情に詳しい関係者が明らかにした。メタの広告プラットフォームはすでに、フェイスブックとインスタグラムのユーザー向けに広告を表示する前に、既存の広告のバリエーションを作成し、小さな変更を加えることができるAIツールを提供している。メタはさらに、ブランドがゼロから広告コンセプトを生み出すのを支援することを目指している。AIを活用した広告は、メタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が同社の進化に向けて描いている壮大なビジョンの一部だ。広告はメタの事業の中核をなしており、2024年は売上高の97%以上を稼ぎ出した。その資金は、AIチップやデータセンターへの数十億ドルに上る投資や、最先端のAIモデルのトレーニングに要するコストを賄っている。
メタ、AI活用し広告作成の完全自動化目指す
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