ドナルド・トランプ米大統領は4日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領から、先のウクライナによるドローン(無人機)攻撃に報復せざるを得ないと伝えられたことを明らかにした。ロシアとウクライナの即時停戦が遠のいた。トランプ氏は自身のソーシャルメディア(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、約1時間15分にわたる電話会談で、「プーチン大統領は、先ごろの飛行場への攻撃に対応せざるを得ないと非常に強い口調で語った」と述べた。この投稿では、ウクライナへの報復攻撃を自制するようプーチン氏に求めたかどうかには言及しなかった。トランプ氏は和平を繰り返し呼びかけ、双方の人命損失を嘆いてきたが、ここ数週間はロシアがウクライナへの攻撃を続けていることに不満をあらわにしている。先週は、プーチン氏が和平を望んでいると思うかとの記者の質問に、分からないと答えた。
ロシア、ウクライナの無人機攻撃に報復の構え=トランプ氏
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