「私には何もない…」と語る40代後半~50代、60代女性の切実な本音とは? Photo:PIXTA
りくりゅうペア引退会見では、プロ転向後ゆくゆくは指導者を目指したい旨が語られました。彼らのように近い将来の「セカンドキャリア」を思い描く女性が増えています。とりわけ定年がちらつき「現役引退」を控えた40代後半~60代の女性は、切実な問題を抱えています。アンケート結果のコメントから、リアルな「悩み」や「願望」を紹介しましょう。(Next Story代表 西村美奈子)
りくりゅうペア引退で再確認
セカンドキャリアの重要性
ミラノ・コルティナ2026冬季五輪で金メダルを獲得したフィギュアスケート・ペアの三浦璃来さんと木原龍一さんが、競技からの引退を発表しました。会見では、プロ転向後にゆくゆくは2人で指導者の道を目指したい旨もコメントされていました。こうしたニュースを見聞きするたび、どんな輝かしいキャリアにも終わりや区切りがあり、その後も人生は続く、という現実を再確認させられます。
筆者は、働く女性が定年後を見据えたセカンドキャリア研修を長年、手がけてきました。かつて男性社会の概念だった定年ですが、今は働く女性が増えたので、女性も自分事として定年を意識しているのです。
そして「セカンドキャリア」という言葉は元々、りくりゅうペアのようにアスリートが若くして現役を終えた後の職業を指す言葉でした。とはいえこの言葉は、もはやアスリートだけのものではありません。90歳、100歳まで生きる人が増える中、定年後も20年、30年と続く人生をどう生きるかは大きな関心事です。
「現役引退」を控えた40代後半~60代の働く女性にとって、セカンドキャリアは切実な「出口戦略」そのもの。そこで今回は、研修に参加した女性たちのアンケート結果から、リアルな「悩み」や「願望」を紹介します。5歳刻みの年代の差で、その内容は思った以上に異なることが分かりました。







