歴代の米政権は何年にもわたり、中国の軍事力と経済力という二重の課題に向き合ってきた。だが米国の形勢は不利になりつつある。現代の戦争は産業力の競争でもあり、ロシアのウクライナ侵攻はそれを如実に物語っている。双方が備蓄した砲弾やロケット弾、軍用車両をどんどん消耗し、今や昼夜を問わず自動化された工場が無人機(ドローン)を量産する。旧式のりゅう弾砲でさえ精密な製造技術を必要としている。
米国の軍需産業力は衰退、中国は急成長
米国がどのくらい後れを取っているか、チャートで見る
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