米国による21日夜のイラン攻撃後、JD・バンス米副大統領はイランに対して、米国はイランの核プログラムを破壊することにしか興味がないとのメッセージを送った。同氏は米NBC「ミート・ザ・プレス」に出演し、「われわれはイランとの戦争でなく、イランの核プログラムとの戦争をしているのだ」と語った。さらに、イランは平和的に核兵器の追求を諦めるか、さらなる影響に直面するかを選択する必要があると述べた。同氏はABCテレビの「ジス・ウィーク」のインタビューで、「もしイランがわれわれの軍隊を攻撃し、核兵器を作り続けようとするならば、われわれは圧倒的な力でそれに対応する」と語った。また、NBCの番組でバンス氏は、イランが報復のためにホルムズ海峡の海運を妨害するのは「自殺行為」だと述べた。同海峡は、この地域のエネルギー輸出にとって重要な水路であり、アナリストらは、海峡の閉鎖や混乱は世界中の原油価格の上昇につながると懸念している。