米国で配管工や電気工事士といった需要の高い仕事を目指して職業訓練校に進む若者が増える一方、彼らは予想外の状況に直面している。高額な学費だ。大学の学位の価値に対する懐疑論が広がる中、ブルーカラー分野のトレーニングへの需要が急増している。ソーシャルメディアでは、ブルーカラーのキャリアの魅力を訴える動画が再生回数を伸ばし、「#nodebtneeded」(借金不要)といったハッシュタグを生み出している。しかしコミュニティーカレッジ(公立短大)や労働組合の見習いといった無料または低コストのプログラムが定員に達するにつれ、授業料が数万ドルに上ることもある高額な民間の職業訓練校に流れる学生が増えている。学費に関する教育省のデータによると、例えばニュージャージー州の9カ月間の美容プログラムは1万7000ドル(約270万円)、フロリダ州の1年2カ月間の航空機整備プログラムは4万ドルかかる。